近況報告

ご無沙汰です。そろそろ夏も終わりに近づいてきて過ごしやすくなってきました。

近況ですが、最近ちょっと元気がありませんでした。というのも仕事が結構退屈でね。今日は普段どんなことをしてるかちょっと書いてみます。

ポジションがブリッジデザイナーなんで橋梁の設計が基本なんですが、たまに塔とかトンネルなんかも設計します。仕事内容は大きく分けて2種類、自分で設計する仕事と、人が設計したものを検証する仕事があります。

日本では成果品として、設計計算書というものを提出します。これがキングファイル5冊とか下手すれば10冊とか(1冊10cmのヤツがですよ)になります。とにかく計算過程が重要で、これが設計の正当性を検証する為にとても重要になります。しかも内容は完全電子化されていて、綺麗にまとめられています。これと図面がセットで最終成果となります。だからこの計算書は図面と同じくらい重要でした。

それに対してオーストラリアでは計算書はオール手書きです。これは客先に見せる必要がないからだそうです。最終成果としては図面が最重要で、あとは設計条件を書いたレポートのみ。こっちとしては、面倒がなくてそらええわって感じなんですけど、見直すときはどうするの?オージーは手書きでもきっちりまとめて後で読み返せるようにしてるのかな?なんて疑問があったんですが、しばらくして、計算書をまとめておく必要性がないことがわかりました。重要なのは図面であって、その設計過程をプレゼンテーションする必要はないようです。じゃ適当なことをする人間が出てきそうですよね。計算でたらめで適当に図面描いちゃえって人が。

それを防ぐために2つ目の仕事、人が設計したものを検証する仕事が重要になってきます。これを検証業務(Verification)というんですが、仕事の割合的には、自分で設計するものと半々くらいある印象です。これは図面を渡されて、設計の妥当性を検証して頂戴ってことなんですが、地味な割には結構大変です。図面を見て結局は自分で再設計するわけですから。でもこの検証業務がシステム化されているので、計算過程を示すかわりに、何人かが検証して、その検証者がサインすることで設計の妥当性を証明することになります。

日本とは大分やり方が違います。どっちもいい所と悪い所があると思いますが、個人的には面倒な計算書がないのは嬉しいです。でもこの検証業務は地味なんで、あんまりこればっかあると退屈してきます。最近はこればっかです。
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by bluenori2005 | 2007-03-03 09:03 | 会社


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